pt20.jpg

免疫力

はじめに
免疫力とは

20nanten.gif 病原菌やウイルスやアレルギー物質など体外から侵入する異物や、がん細胞など体内で発生した異物を攻撃する自己防衛システムです。また、傷ついたり疲れた細胞を修復し、疲労を回復させ新陳代謝を活発にしたりする自然治癒力も免疫力で、免疫力の主役は白血球です。白血球は顆粒球とリンパ球と単球に分類され、顆粒球は好中球、好酸球、好塩基球に分けられます。免疫力が高まれば、心身の元気も高まります。



免疫力に深く関わる自律神経
 自律神経は交感神経と副交感神経があり、私達の意志とは関係なく働いている神経で活動時や興奮時には交感神経が優位にたち、リラックス時や休息時には副交感神経が優位になるというふうに、一方が高まれば一方が弱まるというシーソーのような関係にあります。交感神経が優位なときは顆粒球が増加し副交感神経が優位だとリンパ球が増加します。交感神経と副交感神経がバランスよく働いて、顆粒球とリンパ球の数のバランスが保たれている時は体調は良好に保たれます。しかし、現代人は食生活の乱れや運動不足やストレス等によって自律神経のバランスは崩れ、そのため免疫力は低下しがちだと言えるでしょう。



体温と免疫力
 体温を上げれば免疫力も高まります。風邪の時の発熱は細菌やウイルスと戦うために体が出しているものなのです。その時、白血球ではリンパ球が増えています。



免疫力を高める暮らし
 運動は血流をよくして体温を上げ、筋肉を使うことでも熱を発生します。体がポカポカして汗ばむ程度の運動をして下さい。20ohuro.gif



免疫力を高める食べものの摂取
 食事をすると体が温かくなりますが、これは食べたものを胃や腸で消化し栄養素を吸収する活動を副交感神経が支配しているためです。食べてストレス発散が出来るのも食べることによって副交感神経が優位になり、気持ちが和んでくるからです。肉、卵、牛乳などの動物性食品に偏った食生活では消化管が働く時間が短いため交感神経が優位になりやすくストレスの一因ともいわれています。また交感神経を刺激する代表はナトリウム。塩分を摂りすぎると血圧が上がる原因の一つに、ナトリウムが交感神経を刺激して血管が収縮するためで、塩分の多い食事を続けていると常に交感神経が優位になり免疫力も低下するというわけです。  

20yasai.gif

 反対に副交感神経を優位にしてくれる食材はマグネシウム、カリウム、カルシウムなど。玄米、野菜、きのこ、海藻のような食物繊維の豊富な食物も消化管を刺激する時間が長いので副交感神経優位の状態を長く保ちストレス解消の助けにもなります。虎のような、どう猛な動物は肉食で牛のようなおとなしい動物は草食なのを見ればうなづける事ですね。  



 けれども、塩分は敵ではありません。交感神経を刺激して活力をもたらすという側面もあり、体にとっては大切なミネラル。天然塩ならそれぞれのミネラルがバランスよく含まれているので活用しましょう。高めると言われています。



免疫力を高める食材

20mame.gif食材としては、小魚のように生きていた姿のまま食べる食品や米、麦、豆、ゴマなどのように生命力のある食品や根菜類のように体を温める食品等があります。更に、漬物、味噌、納豆、ヨーグルトのような発酵食品や、しょうが、からし、わさび等のような香辛料やすでにお伝えしたように食物繊維などがあります。



その他の大事な事
 入浴はシャワーではなく湯船につかって体の芯から温まりましょう。暖房器具に頼る生活は体温調整が十分に働けない体を作ってしまうので気をつけましょう。また、人間にもっとも興奮を与えるのは太陽の光なので朝は朝日を浴びて目を覚まし、日中はしっかり活動して適度な疲労を感じながら眠る。そんな自然な生活リズムで免疫力を高めましょう。  



 また、怒り、悲しみ、不安、おびえは交感神経を優位にし喜びや、やさしさ、謙虚さ、希望、感謝は副交感神経を優位にしますので「ありがとう」を口癖に感謝の心で免疫力をアップして下さい。そして笑いは体内バランスを整え、血流を良くして免疫力をアップしますので考えても解決できない問題は運を天に任せて笑ってみませんか。