2024年1月29日(月)、認知症カフェ「あゆみ」の一環として関西地方の郷土料理である粕汁づくりにチャレンジしました。

認知症カフェ「あゆみ」は認知症と診断されたご本人が、もっと安心して外へ出て社会とつながる機会を提供する場として月に1回程度の活動を行っています。今回は尼崎市中央北学習プラザで郷土料理に挑戦。
兵庫県をはじめとする関西地方には酒蔵が多く存在しているため、粕汁は関西が発祥と言われており昔から親しまれています。

皆さんが慣れた手つきで野菜などの材料をどんどん切っていき、下ごしらえもあっという間に完了。大根や人参、こんにゃくに里芋やごぼう…たくさんの具を切りましたが、見事な連携プレーであっという間に粕汁のいい匂いが漂ってきました。今回使用した酒粕は地元兵庫県のもの。地元のものを使うとお料理にもなんだか愛着が湧いてきます。

また、もう一品は「おにぎらず」に挑戦。おにぎらずとは、ご飯とお好みの具を海苔の上に平たく乗せ、包んだものです。今回は大葉・スライスチーズ、ゆで卵を包みました。スタッフをはじめ、ほとんどの参加者さまが初挑戦でしたがみなさん大成功!コツを掴んだので、これから色々な具をはさんでチャレンジしてみたいと思います。

無事できあがった、粕汁とおにぎらず。和気あいあいとした雰囲気の中で食べると、さらに美味しく感じますね。寒い日でしたが、ほっこりとあったか~い時間を過ごすことができました。

♥最後に

お料理もみんなで作れば早いし、楽しい♪それぞれが得意な役割を見つけて、自然と連携プレーが生まれていました。
1人でできなくても、誰かとならできる。だから思い切って一歩外へ出てみよう。そんな気持ちになれるようなイベントを考えていきたいと思っています。参加して下さった皆さま、ありがとうございました。次回もお楽しみに!(*^^*)